黎明録 沖田総司√感想

もうだいぶ前に四人ともクリアしていたのですが、あいにく忙しいさなかだったのとＳＳＬ妄想に頭がﾊﾟｰﾝってなってたので書いてませんでした。

四人には悪いのですがいろいろ端折ってまとめていきたいと思います。
土方さんくらい気合入れて書きたいのですが、また暇になったらにします；；
以下ネタバレ注意↓

まずは、沖田君√。
彼のルートは、なんだか本当に育成ゲームみたいでした。

ええもうまさに「おきたそうじを育てようゲーム」でしたね。
中間で力士と大乱闘を起こしてしまった沖田君なのですが、そのことでしれっとしてたら近藤さんにめちゃめちゃ怒られるわけですよ。
「力士にだって家族とか友達とかいるのにかわいそうでしょ！」って。
そしたら沖田君ありえないくらいｼｮﾎﾞｰﾝってなっちゃって、もうなんかパパに怒られちゃった息子みたいな。
そんでその後相撲部屋の親方（私は高砂親方と呼んでいる）が現れ、近藤さんは頭こすり付けて謝るわけですよ。申し訳ありません、申し訳ありませんって。その姿を見て沖田君もちょっとおろおろしながら謝ろうとするんですが、結局できず。余計にｼｮﾎﾞﾇする沖田君。
あぁ知ってるよこういうシュチュエーション。
中２病の男子生徒が調子乗ってガラスとか割っちゃって、ヘヘって笑ってたら実はめちゃめちゃ怒られちゃって、次第に不穏な空気の漂い始める一家。翌日両親が学校に謝りに行って、先生にぺこぺこ頭下げるのを見てようやく「俺ヤバイことしちゃったよ」と身にしみて感じるが時すでに遅し、みたいな。
中学生日記とかにありそうなパターンだ。
余談ですが私としては新撰組のみんなは、
近藤さん→お父さん
土方さん→お母さん
左之さん→長男
斎藤さん→次男
龍之介→三男（双子兄）
平助→三男（双子弟）
沖田→末っ子
源さん→おばあちゃん
山南さん→おじいちゃん
新八っつぁん→居候の従兄弟
山崎・島田→家政婦
みたいなイメージ。龍之介はわりとあれでお兄ちゃん気質なんだよなー。左之さんが長男は譲れない。あの人の歪みない包容力と気遣いは長男長女のモノだ。
とまあ脱線したわけですが、沖田君すごかった。近藤さんのためなら切腹もできる。
「コレは士道不覚悟だからもう腹切るー！」ってなってもうみんなにコラコラってされる沖田君は、本当に小学生くらいの子に見えました。
弟のようにかわいがってきた沖田くんを殺人サイボーグにしたくない土方さんと近藤さん、それに対して僕には剣しかないから近藤さんのためなら殺人サイボーグになれるのに、きっとみんな僕の覚悟を分かってくれてないんだ、と苦悩する沖田君。
彼の悩みは、龍之介君がいるうちには決して解消されません。その悩みはその後現れる千鶴が解消してくれる（時もある）はずです。
しっかし、沖田君はホントに子供だった。
龍之介君は16歳だぜ！？沖田君のほうがどう考えたって年上なのに、沖田君の話を聞いてやってる龍之介君はもうどこから見てもいいお兄ちゃんだし、龍之介君にいろいろ話してる沖田君はどっからどう見てもすねた弟（本人は絶対気づいていない）。
龍之介君の新撰組ログアウトは今までにないくらいスタイリッシュというかもうぜったいこれＢＡＤＥＮＤだよと思っていた矢先だったのでｱﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞってなりましたが、非常に彼らしかったです。