薄桜鬼の小説を中心に活動していきたいと思っています。お気軽に拍手orコメントいただけるとうれしいです。
おひさしぶりです蛙です!
なんとか余裕ができたのでいきなり薄桜鬼の十五話感想を語りたいと思います!
いやあ、もう語りたくて語りたくてうずうずしてたんですよさっきから。
ついったーで書こうかと思ったら固まるし。
「これはブログにつらつら長くかけということですねわかります」と、こっちに書き込みたいと思います!
ネタバレ含むので一応隠します。
なんとか余裕ができたのでいきなり薄桜鬼の十五話感想を語りたいと思います!
いやあ、もう語りたくて語りたくてうずうずしてたんですよさっきから。
ついったーで書こうかと思ったら固まるし。
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ネタバレ含むので一応隠します。
もうね。たまりませんよ。
なんなんでしょうねもうどこから書いていいのか!!!!!!
まず薫きゅんですよ。
もうホント、悲しい子ですよ。薄桜鬼一悲しいといっても過言ではない。
アニメではそれがさらにうまく描かれていてものすごくウァァァァァァァってなりました。
きっと薫は、本当に寂しかったんでしょうね。
あくまで考察ですが、薫は、「大好きな千鶴を自分の手で守ってやろう、千鶴にとって自分こそが最高の存在だ」という自負を子供時代に持っていたんではないでしょうか。
その感情は人間にとって誰しも持っているものです。そしてそれを裏切られたときの悲しさは計り知れません。
その大好きだった千鶴と離れ、きっと薫は兄としてものすごく千鶴の身を案じていたのでしょう。自分がつらい仕打ちをされればされるほど。
自分がこんな思いをしているなら、双子の千鶴もきっとこんな思いをしているに違いない。妹はきっと自分を思い出してないているに違いない。
そんな兄としての責任で捜し歩いた妹。しかし見つけたとき、かわいそうな妹だったはずの千鶴は、たくさんの新撰組隊士たちと楽しそうに話し、自分のことなど忘れてしまっていたのです。
たぶん彼にとって、千鶴が楽しそうにしていたことより、「自分と一緒にいたときより楽しそうにしている」こと、そして、「あんなに仲のよかった自分を忘れ去ってしまったこと」が、度し難かったのではないでしょうか。
千鶴が大好きで、それは今も変わらない。けれど今の千鶴は自分の知っているかわいい妹ではない。
双子なのにどうしてこんなに違うのかという疑問、千鶴が自分を忘れてしまったことへの寂しさ、自分はもう要らないのではないかという不安と恐怖。それらがきっと薫を狂わせてしまったのではないでしょうか。
もし京で再会したとき、千鶴が薫を覚えていたら、純粋に再会を喜んでいたら、彼の考えはもっと違っていた気がします。
彼にとっては、すべての人<<<<<<<越えられない壁<<<<<<<<<千鶴
であって、もう千鶴LOVE。ほかの人?なにそれおいしいの?っていう価値観なわけで、でもその千鶴が自分を受け入れるどうこう以前にもう覚えていなかったから、そこでアアアアってなって「じゃあ自分と同じ境遇にして哀れみでもいいからこっちを見てもらおう」となった。ってことは、千鶴が覚えていたら綱道さんと手を結ぶこともなかったわけだ。
皮肉にも千鶴が蒔いた種で、千鶴は兄を殺してしまったことになるわけです。
アニメの千鶴は結構賛否両論で、「かわいいよ千鶴かわいいよハァハァ」っていう人と「千鶴って小心者で新撰組におんぶに抱っこのお荷物」という人の二種類に大きく分かれるのではないでしょうか。
私はものすごく千鶴が好きです。千鶴が好きです。(大切なことなので二回いいました。)
以前緋色の欠片をプレイしたことがあり、あれもものすごく面白かったのですが、やはり珠紀ちゃんがちょっとダメでした。
嫌いというわけではなく、ちょっと強すぎて感情移入できないわけです。よくいる、ヒロインの名前変換で自分の名前にしていわゆる夢思考でプレイする人もいるじゃないですか。私は個人的にヒロインを自分として置き換えることはあまりしないのですが(頭の中で映像が出てきて「わあなんてミスマッチ自分きもい二次元とはおおちがい!」ってなるから)、そういう人たちからしても、そうでない人にしても、感情移入させるというのは主人公またはヒロインにおいてものすごく重要な役目だとおもっています。
でも、珠紀ちゃんはものすごく強い子で、「かっこいいけど実際こんな強い心を持った女子はいないよなー」となってしまうわけです。自分とはやっぱり遠い存在でした。あこがれるけど、高嶺の花。
でも千鶴は弱い。つらいことがあったら泣いてしまうし、周りで人が死にそうでもどうすることもできない。世界を変えることも、日本を変えることも、歴史を変えることもできない。
でも、彼女は周りの人間を少しずつ変えていきます。それが、ものすごくリアルというか、現実的でもうかわいい。
山崎のときも井上さんのときもそうでしたが、10代のただの女の子があの状況で捨て身で目の前の人を守るなんて無理なんですよ。やめてっていいながら何もできるわけがない。だからといって風間のところに「わかりました」って言ってついていくこともできない。あたりまえです。風間は千鶴にとって「知らない怖い人」であり、街角で「アメあげるからおじちゃんについておいで」っていわれてついていくのと同じくらい怖いことなんです。
まして目の前で人を傷つけている風間なのですから、「この人この前学校の全校朝会で言ってた怪しいおじちゃんに似てる」っていうのがオプションでつくのと同じです。(風間ファンのかたがたごめんなさい;;)
彼女には珠紀ちゃんのような「玉依姫」の責任感も、自分が何かを変えなければ世界が終わってしまうわけでもない。できることなら日常に戻りたいし、その希望を捨てきれない。
要するに、身軽であるがゆえに腰が据わらないんです。ふわふわして、どうしよう、どうしようっていっている間に全部終わってしまう。で、あとから「あのときああすれば」って落ち込んで、たまにないたりする。
ものすごく現実的です。何もできないし、何も変えられない。
でも、千鶴は少しずつ「成長」します。
鳥羽伏見のとき土方さんを守るどころか横で何もできず見ていることしかできなかった千鶴は、しかし後半では彼を風間から身を挺して守ろうとしている。
彼女の中で何があったのか、それは、「土方さんを愛したこと」です。
愛する人がいなかったかつての少女千鶴に、「土方さんを命がけで守れ」なんてムリなんです。その行為は最高の人間にしかできないわけですから。
土方さんを好きになって、自分の弱さと向き合って、そこではじめて彼女は珠紀ちゃんなみの「強さ」を得たわけです。
珠紀ちゃんを育成はできない自分の強さだけが物を言うリズムゲームとすると、千鶴は少しずつしか強くなれないけどその分一緒に歩むようなRPGだと思っています。
弱いことは悪いことではなく、強くなる素質があるってことなんですよねー。
で、千鶴が大好きです!と。
アニメの話ししてたのになんかいきなり千鶴が如何にかわいいかを語り始めてすみません;;
話に戻りますと、もうひとつウァアアアアアアアアアってなったところは、左之さん。
この人はもう反則です。
薄桜鬼のなかでも一番好きなキャラ。
なんか私の趣味、偏ってますよねー。「大人な包容力のある長身男性」。大好物ですはい。
千鶴と彼が沖田くんのところにいくとこあるじゃないですか。
もうね、叫びましたよ。
ウギャオオオゥ!ってなかんじで。
あの二人の組みあわせはもうおいしすぎでつらいです。
左之さん、大人ですよねー。
最後のほうで沖田くんが「新八さんによろしく」って言って、左之さんが口ごもりながらも何事もなかったかのように笑って「おう」って言うところがもうツボすぎて死にそうでした。
左之さんはああやってずっと、一番重たいことをずっしり抱えて生きていくんだろうなー、とちょっと悲しくなりました。
左之さんはもうホントにやさしいです。誰かに相談されれば黙って聞くし、アドバイスもする。彼にとって悩み相談はいやではないと思います。
でも、彼の悩みってあまり聞けないんじゃないでしょうか。
私がそうなだけですが、あんまり人の悩みを聞いてると、自分が相談しちゃいけない気になるんです。
みんな自分より苦労してそうにみえて、もうなんか申し訳なくなるんですよね。
相手を悩ませる種だけにはなりたくないし、そうならないためにはだまってうんうんっていいながら相談を聞くのが一番なのではと思っています。
でも、相談を聞くのはものすごくうれしい。
つらいところを自分なんかに話してくれてありがとうって思うのと同時に、「ああ、自分はこの人にとって大事な人なんだ」という自負に浸れるんですよ。
くじかれても「勘違いだった」って思えば忘れられるからそんな苦でもないし。
左之さんをみてると、彼もそうなんじゃないかなー・・・って思います。
べつに相談したくないわけでも、心を開いてないわけでもない。ただ話せない。
どうも私はキャラクターの「人間味」を尊重するタチなようで・・;;
左之さんと新八が離隊するときはもう号泣でしたよ。
さのさああああああああああ!!!!って叫びましたもん。
あー、次回が楽しみだおー!!
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妄想
趣味:
PC、イラスト、読書、ゲーム、小説執筆など
自己紹介:
薄桜鬼、BASARAを主食として時に雑食。
ついった https://twitter.com/#!/kawazu84
ピクシブ http://www.pixiv.net/member.php?id=1406302
ついったには鍵がかかってますが、リアルの知り合いにばれないためなので報告していただければこちらからもリフォローするとおもいます。
読み方はよく間違われますが「かえる」ではなく「かわず」です。
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